EC2起動時にEBSボリュームへのタグの付与が可能に!
ご機嫌いかがでしょうか、豊崎です。
AWSマネジメントコンソールからEC2を作成する際のタグの設定方法が便利にアップデートされましたのでご紹介させていただきます。
どのように変わったのか?
アップデート前はEC2作成時に設定できるのはEC2へのタグのみで、EBSにはタグが付与できませんでした。
今回のアップデートで、まずNameタグを付与するかを聞かれ、付与する場合は、EC2インスタンスとEBSボリュームに付与するかの選択ができるようになりました。 また、任意に設定するタグについても同じタグをEBSボリュームに付与することができるようになりました。
使ってみる
それでは早速試してみたいと思います。
通常通りEC2をAWSマネジメントコンソールから作成し、Step5のAdd Tagsの画面まで進みます。 タグの追加ボタンを押して任意のタグを追加するか、Nameタグを追加するかを聞かれますので Nameタグを追加してみます。
インスタンスとボリュームの項目が追加されていて、デフォルトでチェックが入っています。 チェックをつけたままEC2を作成すると、EC2に紐づいたEBSにもNameタグが設定されます。
実際に作成したEC2と、EC2に紐づいたEBSを確認してみましょう。 確かにNameタグが付与されているのがわかります。
複数のEBSを追加してEC2作成した場合はどうでしょうか?
こちらもEBSへのNameタグが付与されていますね。
さいごに
いままで個別に設定しなければならなかったEBSへのNameタグが一緒に設定されるのはありがたいですね。 EBSへのタグづけを忘れて、どのような用途で利用しているEBSかわからなくなることが少なくなりそうです。